研究課題/領域番号 |
15H05028
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
市川 哲雄 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学系), 教授 (90193432)
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研究分担者 |
渡邉 恵 徳島大学, 病院, 講師 (40380050)
石丸 直澄 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学系), 教授 (60314879)
南 憲一 徳島大学, 病院, 医員 (60732914)
水頭 英樹 徳島大学, 病院, 助教 (70732915)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2017年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2015年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | 歯科用金属アレルギー / 樹状細胞 / 上皮角化細胞 / 金属アレルギー / ケラチノサイト / 金属溶出 |
研究成果の概要 |
金属が細胞に及ぼす影響を解析することで,金属アレルギー発症の感作機序を解明することを目的とした.培養樹状細胞(DC)にNiを加えて顕微鏡下で観察すると,DCが直接Niを取り込んでいることが明らかとなった.同様の事象が,上皮シート上でも観察された.Niを取り込んだDCではCD100分子の発現増強を認め,その下流のRhoAの活性化がみられたことから,この経路が樹状細胞の遊走に関与している可能性が考えられた.また,Ni刺激で上皮角化細胞上のPlexinB群発現が増加した.以上より感作機序においてプレキシン-セマフォリンを介した上皮とDCの相互作用が重要な役割を果たしている可能性が示唆された.
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