研究課題/領域番号 |
15H05117
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 国立研究開発法人国立環境研究所 |
研究代表者 |
内田 昌男 国立研究開発法人国立環境研究所, 環境計測研究センター, 主任研究員 (50344289)
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研究分担者 |
熊田 英峰 東京薬科大学, 生命科学部, 講師 (60318194)
内海 真生 筑波大学, 生命環境系, 准教授 (60323250)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2015年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
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キーワード | 北極 / 永久凍土 / ニーオルスン / スピッツベルゲン島 / 放射性炭素 / 微生物 / 細胞膜脂質 / 氷河 / PLFA / 土壌呼吸 / 温暖化 / CO2 |
研究成果の概要 |
北極高緯度の陸域には、永久凍土中に大量の有機炭素が蓄積し、温暖化にともなう微生物活動の活発化によって、より脆弱化する懸念がある。本研究では、多様な炭素源(難分解性の化石炭素、現代炭素)からなる北極海スピッツベルゲン島ニーオルスンの氷河後退域における氾濫原から採取指した土壌を用いて、土壌微生物の従属栄養代謝による炭素源を調べるため、土壌微生物由来リン脂質脂肪酸(PLFA)について14C測定を行った。測定の結果、PLFAの14C年代は、主に化石炭素からなるバルク有機炭素よりもさらに新しいことから、表層植生に由来した水溶性有機炭素とともに化石炭素を用いた従属栄養代謝が行われていることがわかった。
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