研究課題/領域番号 |
15H05284
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 東京農工大学 (2016-2019) 東京大学 (2015) |
研究代表者 |
安岡 潤子 東京農工大学, 農学部, 特任教授 (90451773)
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研究分担者 |
名西 恵子 (大塚恵子) 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 講師 (40570304)
菊地 君与 九州大学, 持続可能な社会のための決断科学センター, 講師 (40644737)
水谷 哲也 東京農工大学, 農学部, 教授 (70281681)
柴沼 晃 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 助教 (90647992)
神馬 征峰 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (70196674)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 母子保健 / 感染症対策 / 継続ケア / GIS / カンボジア / マラリア / 介入実施 / 介入後調査実施 / 論文発表 / 感染症 / 農村 / 栄養 / 感染症対策と母子保健の融合 / 遠隔医療 / コミュニティ / 国際保健 / 包括的継続ケア / ベースライン調査 / インタビュー / オリエンテーション |
研究成果の概要 |
本研究では、母子保健指標が低迷し、他地域に比べ高いマラリア罹患率に苦しむ、カンボジア・ベトナム・ラオス国境地域にあるラタナキリ州に居住する母子を対象とした、包括的継続ケア(母子保健継続ケアとマラリア対策との融合)を促進する介入プログラムが開発・実施された。また、その過程で、ラタナキリの母子が抱える健康問題、母子保健継続ケア実施の障害等、現地の公衆衛生向上のために取り組むべき喫緊の課題が明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで途上国における継続ケアは、母子保健における継続ケアとして、また各感染症対策における継続ケアとして、個別に議論・実施されてきた。今回、複数の継続ケアを統合する包括的継続ケアとして、母子保健とマラリア対策を連携させる介入を開発・実施したことが、本研究の独創的な点の一つである。本研究成果は途上国における母子保健と感染症対策との連携強化に役立つ有意義なものと考える。更に、本研究手法・プロトコルは、他のアジアの途上国が継続ケアの現状を調査し、その改善に取り組む際に、モデルケースとしても活用できる。
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