研究課題/領域番号 |
15H05368
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
小野 悠介 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 准教授 (60601119)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
23,530千円 (直接経費: 18,100千円、間接経費: 5,430千円)
2017年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
2016年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
2015年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | 骨格筋 / Zmydn17 / Notch / Crym / 筋萎縮 / 筋脆弱症 / サルコペニア / エネルギー代謝 / 筋由来因子 / 生体恒常性 / μ-クリスタリン / ケチミンレダクターゼ / 抗酸化機能 / 運動機能 / 筋可塑性 / マイオカイン / 健康寿命 |
研究成果の概要 |
近年,骨格筋は生体恒常性に影響を与える生理活性因子を分泌する内分泌臓器としての機能が注目されている。本研究は,骨格筋の量や質を規定する新規のメカニズムを解明するとともに,全身性の恒常性維持における骨格筋の機能を明らかにすることを目的とした。解析の結果,骨格筋に発現するZmynd17,Crym,Notch遺伝子は骨格筋の機能と全身性の代謝恒常性に関連することが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超高齢化社会を迎えた我が国では,平均寿命は延びる一方,介護を必要としない健康で自立する期間である健康寿命は伸び悩んでいる。身体活動の増加により,生活習慣病,認知症,がんの発症リスクを減らすという多くの生物学的・疫学的なエビデンスの蓄積からも,身体活動は,様々な臓器において全身的効能をもたらすことは周知の事実となった。しかし,その作用機序は極めて複雑であり,不明な点が多い。骨格筋の量や質を維持することは健康寿命および個体寿命の双方の延長につながると考えられる。本研究で行った骨格筋の遺伝子機能解析により,骨格筋と全身性の代謝恒常性との関連性を分子レベルで明らかにすることができた。
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