研究課題/領域番号 |
15H05575
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
腫瘍生物学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
弓本 佳苗 九州大学, 生体防御医学研究所, 特任助教 (30596838)
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連携研究者 |
中山 敬一 九州大学, 生体防御医学研究所, 教授 (80291508)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
23,530千円 (直接経費: 18,100千円、間接経費: 5,430千円)
2016年度: 11,700千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 2,700千円)
2015年度: 11,830千円 (直接経費: 9,100千円、間接経費: 2,730千円)
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キーワード | がん転移 / がんニッチ / 転移ニッチ / ユビキチン / ユビキチンリガーゼ |
研究成果の概要 |
癌転移のメカニズムは癌細胞自身の特性として研究されてきたが、近年、癌細胞を取り巻くニッチが癌転移に大きな影響を与えることが明らかになってきた。著名な癌抑制遺伝子Fbxw7もまた長らくの間、腫瘍細胞内での癌抑制因子としての観点から解析されてきた。しかし、Fbxw7は癌細胞だけでなくニッチを構成する骨髄由来細胞においても、癌転移を抑制する重要な因子であることが判明した。 また、B型肝炎治療薬であるプロパゲルマニウムを様々ながん転移マウスモデルに投与し、薬が効く例と効かない例が存在することを発見した。
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