研究課題
若手研究(A)
ハダカデバネズミ(naked mole rat)は、異例の長寿命(最大寿命30年以上)であり、顕著ながん化耐性の特徴を持つ。本研究では、ハダカデバネズミの発生・成長・老化過程の遅さに着目して、研究を行った。結果、ハダカデバネズミ体細胞における増殖の遅さには、温度とその他の要因が関与しており、iPS細胞化を誘導してもG1期の短縮や細胞増殖の亢進が起こらないことが明らかとなった。さらに、細胞増殖を抑制的に制御しうる、ハダカデバネズミ特異的な代謝制御機構の一端を明らかにした。また、ハダカデバネズミ褐色脂肪の機能解析を行った。
すべて 2017 2016 2015 その他
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 1件、 招待講演 3件) 備考 (1件)
ファルマシア
巻: 53 ページ: 225-227
130005398283
生化学
巻: 88 号: 1 ページ: 71-77
10.14952/SEIKAGAKU.2016.880071
Nature Communications
巻: 7 号: 1 ページ: 11471
10.1038/ncomms11471
120006535074
https://tokushima-u.repo.nii.ac.jp/records/2005609
実験医学
巻: 34(7) ページ: 181-186
生体の科学
巻: 66(6) ページ: 589-594
現代化学
巻: 530 ページ: 32-34
http://www.igm.hokudai.ac.jp/debanezumi/