研究課題/領域番号 |
15H05718
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
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研究機関 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
小平 秀一 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海域地震火山部門, 部門長 (80250421)
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研究分担者 |
三浦 誠一 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海域地震火山部門, 調査役 (00371724)
尾鼻 浩一郎 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海域地震火山部門(地震発生帯研究センター), グループリーダー (10359200)
藤江 剛 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海域地震火山部門(地震発生帯研究センター), センター長代理 (50371729)
中村 恭之 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海域地震火山部門(地震発生帯研究センター), グループリーダー代理 (60345056)
近貞 直孝 国立研究開発法人防災科学技術研究所, 地震津波火山ネットワークセンター, 主任研究員 (90318197)
馬場 俊孝 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 教授 (90359191)
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研究期間 (年度) |
2015-05-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
200,590千円 (直接経費: 154,300千円、間接経費: 46,290千円)
2019年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
2018年度: 27,430千円 (直接経費: 21,100千円、間接経費: 6,330千円)
2017年度: 57,200千円 (直接経費: 44,000千円、間接経費: 13,200千円)
2016年度: 59,670千円 (直接経費: 45,900千円、間接経費: 13,770千円)
2015年度: 47,450千円 (直接経費: 36,500千円、間接経費: 10,950千円)
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キーワード | 津波 / アウターライズ地震 / 日本海溝 / 断層 / 地震活動 / 地下構造探査 |
研究成果の概要 |
本研究は日本海溝アウターライズ地震による津波の評価のために、観測データに基づくアウターライズ地震の潜在震源断層マッピングとその断層情報を用いた津波データベースの構築を目指した。そのために地下構造探査データから断層発達域を同定し、そこでの断層構造イメージ、地震活動、詳細地形から潜在地震断層マップを作製した。さらに、それらの断層情報の不確定さや津波の分散も考慮して津波データベースを作成し公開した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アウターライズ断層マッピングからはこれまで明らかにされていなかったアウターライズ地震断層の実態が明らかになった。例えば、アウターライズ断層はこれまで想定されていたものより高角な傾斜をもつこと、その下限は40km程度まで伸びていることなどが明らかにされた。また津波評価に関しては、高角な断層による生成される津波では分散の効果を定量的に示した。これらの成果は国の津波防災プロジェクトや委員会に提供され活用された。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A
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評価記号 |
評価結果 (区分)
A: 当初目標に向けて順調に研究が進展しており、期待どおりの成果が見込まれる
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