研究課題/領域番号 |
15H05776
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
植物分子・生理科学
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研究機関 | 甲南大学 (2016-2019, 2021) 京都大学 (2015) |
研究代表者 |
西村 いくこ 甲南大学, 学長直属, 特別客員教授 (00241232)
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研究分担者 |
嶋田 知生 京都大学, 理学研究科, 講師 (20281587)
田村 謙太郎 静岡県立大学, 食品栄養科学部, 准教授 (40378609)
上田 晴子 甲南大学, 理工学部, 准教授 (90402776)
山田 健志 京都大学, 理学研究科, 特定研究員 (00360339)
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研究期間 (年度) |
2015-05-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
199,940千円 (直接経費: 153,800千円、間接経費: 46,140千円)
2019年度: 40,950千円 (直接経費: 31,500千円、間接経費: 9,450千円)
2018年度: 38,870千円 (直接経費: 29,900千円、間接経費: 8,970千円)
2017年度: 38,090千円 (直接経費: 29,300千円、間接経費: 8,790千円)
2016年度: 39,780千円 (直接経費: 30,600千円、間接経費: 9,180千円)
2015年度: 42,250千円 (直接経費: 32,500千円、間接経費: 9,750千円)
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キーワード | 細胞内膜系 / 小胞体 / 化学防御 / 植物・動物相互作用 / 環境応答 / 小胞体由来オルガネラ / ERボディ / SEボディ / 植物動物相互作用 / ERボディ / SEボディ / 細胞核 / 化学防御応答 / 機械刺激応答 / ステロール恒常性 / 細胞骨格 / 植物微生物相互作用 / シロイヌナズナ / 器官Straightening / 原形質流動 / 虫害応答 / 植物 / 生体防御 / Straightening / ミロシン細胞 / 環境 / 細胞 / 生理学 / 発生・分化 |
研究成果の概要 |
細胞内に広く分布する小胞体(ER)は、環境に応じて「特殊化した機能をもつオルガネラ」を形成する能力をもつことがわかってきた。ERボディと命名したオルガネラは、食植性昆虫などに対して忌避物質を放出する化学防御装置であることを証明した。アブラナ科植物に特異的なERボディを非アブラナ科植物に形成誘導することにも成功した。また、ステロール量の恒常性に働くSEボディや小胞体膜の質的コントロール系の存在を示唆するLNPボディの発見もあった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
移動することができない植物は、様々な環境変化に対応するために、細胞内に特殊化したオルガネラを誘導していた。その一つであるERボディはアブラナ科植物の新規の化学防御系として働く。非アブラナ科植物のERボディ形成誘導にも成功したことから、この成果は耐虫性作物の生産につながる。また、SEボディはステロール恒常性制御を担う。この成果は、腸内でのコレステロール吸収を抑制する植物ステロールエステルの増産につながる。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A+
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評価記号 |
評価結果 (区分)
A: 当初目標に向けて順調に研究が進展しており、期待どおりの成果が見込まれる
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