研究成果の概要 |
本研究では、神経細胞におけるオルガネラの局在機構の解明を目指して研究を開始した。現在までに以下のような成果を得ることができた。(1)感覚神経の繊毛内の物質輸送(Intraflagellar transport, IFT)に必須の遺伝子ift-139およびその変異体を同定し、ift-139が逆行性のIFTに関与していることを明らかにした。(Niwa, Scientific Reports, 2016) (2)シナプス輸送の軸索輸送におけるモータータンパク質UNC-104の自己阻害機構を明らかにした(Niwa et al., Cell Reports, 2016)
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