研究課題/領域番号 |
15H06221
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
高須 悠介 横浜国立大学, 大学院国際社会科学研究院, 准教授 (40757374)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 財務会計 / 銀行 / 貸倒引当金 / 与信行動 / 利益調整 / リスクテイク / 資本コスト / 利益の質 |
研究成果の概要 |
本研究では邦銀の会計行動とその経済的帰結に関して研究を行い,5本の論文を執筆し,うち3本は既に公表済みである。具体的には貸倒引当金を保守的に計上している銀行ほど,(1)与信行動に対する景気変動の影響が弱いこと,(2)財務業績について効率的なリスク・リターン関係を達成していること,(3)報告利益に対して株式市場が好意的に反応すること,(4)利益平準化や赤字回避のための利益増加型利益調整を行う可能性があることが確認された。
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