研究課題/領域番号 |
15H06335
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
馬場 理 京都大学, 医学研究科, 医員 (30758446)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | マイクロRNA / 単球 / HDLコレステロール / ABCA1 / HMGA2 / マイクロRNA-33 / 炎症性単球 / 造血幹細胞 / 循環器 / 免疫 |
研究成果の概要 |
本研究においてはマイクロRNA-33の白血球分画および骨髄機能に与える影響について解析を行った。結果、マイクロRNA-33欠損マウスにおいて、骨髄中の造血幹細胞分画中でその標的遺伝子であるHMGA2の発現増加を認められた。それに伴って造血幹細胞分画におけるアポトーシスが減少し、造血幹細胞およびその下流の骨髄球系前駆細胞、単球分画が増加していることが見出された。また、マイクロRNA-33欠損はABCA1の発現増加を通じてHDLコレステロールを増加させることが知られているが、これによって骨髄中の単球の血中への移行が抑制されること、結果として血中の炎症性単球が減少することが示された。
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