研究課題
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慢性血栓塞栓性肺高血圧症に対して、バルーン肺動脈形成術(BPA)治療前後で MRI を撮像し、心機能、心室間同期不全を評価し、心臓カテーテル検査や 採血データ、6 分間歩行テストなどの臨床パラメーターとの関連を評価した。BPA前後で右室容積は減少し、肺動脈の低下と相関があった。MRIは非侵襲的に肺高血圧の改善を評価できる可能性があることが明らかになった。また、心室間同期不全の改善が左室拡張末期容積や一回拍出量の増加と相関することがわかり、BPA治療は右室のみならず左室機能も改善していること、およびその機序を明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 3件)
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