研究課題/領域番号 |
15H06912
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立循環器病研究センター |
研究代表者 |
徐 ユイ 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 流動研究員 (10757678)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 高分子合成 / 磁気共鳴イメージング / 造影剤 / ガドリニウム / 人工多能性幹細胞 / 細胞トラッキング / 移植・再生医療 |
研究成果の概要 |
ポリエチレングリコール(PEG)を用いて細胞標識用水溶性高分子MRI造影剤を合成した。合成した分岐PEG-Gd造影剤の緩和能と造影輝度が、直鎖状PEG-Gdより大きく、分岐構造が緩和能向上に寄与し、市販の低分子造影剤より有意に高い造影効率が示された。単層培養細胞に3本電極を用いて造影剤を導入することにより、細胞を効率的に標識でき、細胞毒性も低く、細胞の増殖に影響がないことを示した。合成した造影剤を筋内投与すると、3時間後に造影輝度が明確に低下し、12時間後には完全に消失した。標識した細胞は、6日まで造影でき、合成した造影剤は、in vivoで漏洩なく、細胞内に滞留し、細胞追跡を可能にした。
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