研究課題/領域番号 |
15K00088
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ソフトウェア
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
佐伯 元司 東京工業大学, 情報理工学院, 教授 (80162254)
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研究協力者 |
林 晋平
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 要求工学 / ゴール指向要求分析法 / プロブレムフレーム / 発想法 / メトリックス / ユースケース |
研究成果の概要 |
本研究では、情報システムの要求獲得で用いられているゴール指向要求分析法の弱点であるゴール詳細化プロセスを強化するために、他の方法論であるプロブレムフレーム法、ユースケース法、発想法と融合し、それらの手法を活用することにより、全体の共詳細化を支援する手法とツールを開発した。融合法の支援として、共詳細化のパターンや各手法での対応付けや変換パターンを開発した。また、融合法を適用することによって得られた情報システムの要求モデルでの使用者から見た品質を測定するメトリックスを開発し、システムで改善すべき点を見つけ出し、修正する手法も開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来からゴール指向要求分析法と他の手法との連結は、ユースケース法との融合を中心に行われていた。しかしながら、これらの目的はゴール指向法でシステムの動作を記述できないという記述力の欠点を補うものであり、詳細化を支援するという目的ではない。また、ゴールグラフの詳細化だけでなく、融合したプロブレムフレーム法の問題図、ユースケースモデルの詳細化支援まで同時に行う、「共詳細化」まで行ったのは学術的意義が高い。
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