テストサンプルの観点を用いた画像認識法の研究

• 研究課題/領域番号: 15K00252
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 知覚情報処理
• 研究機関: 名城大学
• 研究代表者: 堀田 一弘 名城大学, 理工学部, 教授 (40345426)
• 研究期間 (年度): 2015-04-01 – 2018-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2017年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: ディープラーニング / 適応的 / 画像認識 / 対象計数 / 対象識別 / 対象追跡 / セマンティックセグメンテーション / 画像ラベリング

研究成果の概要

我々は複数のCNNを適応統合する方法を提案した．CNNは大きな見えの変動が含まれている場合，十分な性能が得られない．そこで，仕事を割り振るgating CNNと割り振られた見えを処理するexpert CNN群を用いる方法を提案した．実験により提案手法の有効性を示した．
動画像中の対象を追跡する課題では，対象が他の対象に隠れてしまう時に精度が低下してしまう．そこで，隠れが起きているかどうかを判定し，隠れの場合には学習係数を変えながら追跡をした結果，従来法よりも高い精度で追跡できるようになった．

研究成果

• [雑誌論文] PLSNet: Hierarchical Feature Extraction using Partial Least Squares Regression for Image Classification (2017)
  • 著者名/発表者名: R.Hasegawa and K.Hotta
  • 雑誌名: IEEJ Transactions on Electrical and Electronic Engineering 巻: 12
  • 査読あり
• [雑誌論文] 三つのモデルの統合と適応的学習による群衆中の人追跡 (2017)
  • 著者名/発表者名: 高田大雅，堀田一弘
  • 雑誌名: 電気学会論文誌C 巻: 137 ページ: 1258-1265
  • NAID: 130006038823
  • 査読あり
• [学会発表] Semantic Segmentation in Red Relief Image Map by UX-Net (2018)
  • 著者名/発表者名: T.Komiyama, K.Hotta, K.Oda, S.Kakuta and M.Sano,
  • 学会等名: International Conference on Pattern Recognition Applications and Methods (ICPRAM2018)
  • 国際学会
• [学会発表] ROAD DETECTION FROM SATELLITE IMAGES BY IMPROVING U-NET WITH DIFFERENCE OF FEATURES (2018)
  • 著者名/発表者名: R.Kamiya, K.Hotta, K.Oda and S.Kakuta
  • 学会等名: International Conference on Pattern Recognition Applications and Methods (ICPRAM2018)
  • 国際学会
• [学会発表] Segmentation of LiDAR Intensity Using Weighted Fusion Based on Appropriate Region Size (2018)
  • 著者名/発表者名: M.Umemura, K.Hotta, K.Oda and H.Nonaka
  • 学会等名: International Conference on Pattern Recognition Applications and Methods (ICPRAM2018)
  • 国際学会
• [学会発表] PLS回帰とクラスタリングを利用したネットワークによる画像識別 (2017)
  • 著者名/発表者名: 長谷川凌馬，堀田一弘
  • 学会等名: 動的画像処理実利用化ワークショップ(DIA2017)
  • 発表場所: 松江
  • 年月日: 2017-03-09
• [学会発表] Hierarchical Feature Extraction Using Partial Least Squares Regression and Clustering for Image Classification (2017)
  • 著者名/発表者名: R.Hasegawa and K.Hotta
  • 学会等名: International Conference on Computer Vision Theory and Applications (VISAPP2017)
  • 発表場所: ポルトガル
  • 年月日: 2017-02-27
  • 国際学会
• [学会発表] Model Free Object Tracking Using CNN features and Color information (2017)
  • 著者名/発表者名: K.Adachi and K.Hotta
  • 学会等名: International Symposium on Nonlinear Theory and Its Applications (NOLTA2017)
  • 国際学会
• [学会発表] Action Recognition Using Motion Emphasis and Video Divisions (2017)
  • 著者名/発表者名: T.Takeshita and K.Hotta
  • 学会等名: International Symposium on Nonlinear Theory and Its Applications (NOLTA2017)
  • 国際学会
• [学会発表] Segmentation of LiDAR Intensity Using CNN feature Based on Weighted Voting (2017)
  • 著者名/発表者名: M.Umemura and K.Hotta, K.Oda and H.Nonaka
  • 学会等名: International Conference on Image Analysis and Recognition (ICIAR2017)
  • 国際学会
• [学会発表] 特徴の差分により改良したU-Netを用いた衛星画像からの道路検出 (2017)
  • 著者名/発表者名: 神谷涼介, 堀田一弘, 野中秀樹, 織田和夫，角田里美
  • 学会等名: リモートセンシング学会
• [学会発表] UX-Netによる赤色立体地図中のセグメンテーション (2017)
  • 著者名/発表者名: 小見山知也, 堀田一弘, 野中秀樹, 織田和夫，佐野 実可子, 角田 里美
  • 学会等名: リモートセンシング学会
• [学会発表] 3分割したビデオのCNNによる行動認識 (2017)
  • 著者名/発表者名: 竹下琢郎, 堀田 一弘
  • 学会等名: 平成29年度電気・電子・情報関係学会
• [学会発表] CNN特徴と色ヒストグラムを用いた隠れに頑健な対象追跡 (2017)
  • 著者名/発表者名: 足立慧一郎, 堀田 一弘
  • 学会等名: 平成29年度電気・電子・情報関係学会
• [学会発表] 適切な局所領域サイズによる重み付け統合を用いた反射強度オルソ画像中の対象認識 (2017)
  • 著者名/発表者名: 梅村将生, 堀田一弘, 野中秀樹, 織田和夫
  • 学会等名: 画像の認識・理解シンポジウム（MIRU2017）
• [学会発表] U-netの改良による衛星画像からの道路検出 (2017)
  • 著者名/発表者名: 熊谷章平，神谷涼介, 堀田一弘, 野中秀樹, 織田和夫，角田里美
  • 学会等名: 画像の認識・理解シンポジウム（MIRU2017）
• [学会発表] UX-Netによる画像内のノイズ削除 (2017)
  • 著者名/発表者名: 小見山知也, 堀田一弘, 野中秀樹, 織田和夫，佐野 実可子, 角田 里美
  • 学会等名: 画像の認識・理解シンポジウム（MIRU2017）
• [学会発表] 局所的Denoising AutoEncoderによる異常箇所の自動特定 (2017)
  • 著者名/発表者名: 村田智和， 堀田 一弘
  • 学会等名: 画像センシングシンポジウム（SSII2017）
• [学会発表] 文脈情報を用いた車の検出と t-SNEによる可視化 (2017)
  • 著者名/発表者名: 飯島佑樹，梅村将生， 堀田 一弘
  • 学会等名: 画像センシングシンポジウム（SSII2017）
• [学会発表] CNNを用いた画像に応じた特徴量選択による対象識別 (2017)
  • 著者名/発表者名: 高橋真央，竹下琢朗， 堀田 一弘
  • 学会等名: 画像センシングシンポジウム（SSII2017）
• [学会発表] pix2pixを用いたLiDARデータからの画像ラベリング (2017)
  • 著者名/発表者名: 神谷涼介，堀田一弘，野中秀樹，織田和夫
  • 学会等名: 日本写真測量学会 年次学術講演会
• [学会発表] Human Tracking in Crowded Scenes Using Target Information at Previous Frames (2016)
  • 著者名/発表者名: H.Takada, K.Hotta and P.Janney
  • 学会等名: International Conference on Pattern Recognition (ICPR2016)
  • 発表場所: メキシコ
  • 年月日: 2016-12-04
  • 国際学会
• [学会発表] PLSNet: A Simple Network Using Partial Least Squares Regression for Image Classification (2016)
  • 著者名/発表者名: R.Hasegawa and K.Hotta
  • 学会等名: International Conference on Pattern Recognition (ICPR2016)
  • 発表場所: メキシコ
  • 年月日: 2016-12-04
  • 国際学会
• [学会発表] 複数のConvolutional Neural Networkの適応統合による群衆計 数 (2016)
  • 著者名/発表者名: 熊谷 章平, 堀田 一弘
  • 学会等名: 画像の認識・理解シンポジウム（MIRU2016）
  • 発表場所: 浜松
  • 年月日: 2016-08-01
• [学会発表] IMAGE LABELING FOR LIDAR INTENSITY IMAGE USING K-NN OF FEATURE OBTAINED BY CONVOLUTIONAL NEURAL NETWORK (2016)
  • 著者名/発表者名: M.Umemura, K.Hotta, H.Nonaka and K.Oda
  • 学会等名: XXIII ISPRS Congress
  • 発表場所: プラハ
  • 年月日: 2016-07-12
  • 国際学会
• [学会発表] Deep PLSNet: PLS回帰を利用したネットワークの多層化による画 像識別 (2016)
  • 著者名/発表者名: 長谷川 凌馬、堀田 一弘
  • 学会等名: 画像センシングシンポジウム
  • 発表場所: 横浜
  • 年月日: 2016-06-08
• [学会発表] 過去の対象情報を利用した群衆中の人追跡 (2016)
  • 著者名/発表者名: 高田 大雅、堀田 一弘、Janney Pranam
  • 学会等名: 画像センシングシンポジウム
  • 発表場所: 横浜
  • 年月日: 2016-06-08
• [学会発表] 特定の見えに特化したCNNの統合による画像中の対象計数 (2016)
  • 著者名/発表者名: 熊谷 章平、堀田 一弘
  • 学会等名: 画像センシングシンポジウム
  • 発表場所: 横浜
  • 年月日: 2016-06-08
• [学会発表] Convolutional Neural Networkに よる特徴抽出と K-最近傍法を用いたオルソ画像中の対象認識 (2016)
  • 著者名/発表者名: 梅村将生, 堀田一弘, 織田和夫, 野中秀樹
  • 学会等名: 写真測量学会 平成28年度年次学術講演会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2016-05-26
• [学会発表] PLSNet: PLS回帰を利用したネットワークによる画像識別 (2016)
  • 著者名/発表者名: 長谷川凌馬，堀田一弘
  • 学会等名: 電子情報通信学会総合大会学生ポスターセッション
  • 発表場所: 福岡
  • 年月日: 2016-03-15
• [学会発表] CNNの異なる階層からランダムに選択した特徴量の積を用いた対象識別 (2016)
  • 著者名/発表者名: 森本直，堀田一弘
  • 学会等名: 電子情報通信学会総合大会学生ポスターセッション
  • 発表場所: 福岡
  • 年月日: 2016-03-15
• [学会発表] A Object Classification Method Using Product of Randomly Selected Elements (2015)
  • 著者名/発表者名: N.Morimoto and K.Hotta
  • 学会等名: IEEE/SICE International Symposium on System Integration (SII2015)
  • 発表場所: Nagoya
  • 年月日: 2015-12-11
  • 国際学会
• [学会発表] Image Labeling by Integrating Local, Middle and Global Information (2015)
  • 著者名/発表者名: T.Ishida and K.Hotta
  • 学会等名: International Conference on Digital Image Computing: Techniques and Applications (DICTA2015)
  • 発表場所: Adelaide
  • 年月日: 2015-11-23
  • 国際学会
• [学会発表] Robust Human Tracking to Occlusion in Crowded Scenes (2015)
  • 著者名/発表者名: T.Takada and K.Hotta
  • 学会等名: International Conference on Digital Image Computing: Techniques and Applications (DICTA2015)
  • 発表場所: Adelaide
  • 年月日: 2015-11-23
  • 国際学会
• [学会発表] Stacked Partial Least Squares Regression for Image Classification (2015)
  • 著者名/発表者名: R.Hasegawa and K.Hotta
  • 学会等名: Asian Conference on Pattern Recognition (ACPR2015)
  • 発表場所: Ｍａｌａｙｓｉa
  • 年月日: 2015-11-03
  • 国際学会
• [学会発表] ランダムに選択した特徴量の組み合わせを用いた対象識別 (2015)
  • 著者名/発表者名: 森本直，堀田一弘
  • 学会等名: 平成27年度電気・電子・情報関係学会東海支部大会
  • 発表場所: 名古屋
  • 年月日: 2015-09-28
• [学会発表] 局所情報・中間情報・大域情報の統合による画像ラベリング (2015)
  • 著者名/発表者名: 石田貴大，堀田一弘
  • 学会等名: 画像の認識・理解シンポジウム（MIRU2015）
  • 発表場所: 大阪
  • 年月日: 2015-07-27
• [学会発表] Partial Least Squares回帰の階層化による画像識別 (2015)
  • 著者名/発表者名: 長谷川凌馬，堀田一弘
  • 学会等名: 画像の認識・理解シンポジウム（MIRU2015）
  • 発表場所: 大阪
  • 年月日: 2015-07-27
• [学会発表] 隠れに頑健な群衆中のリアルタイム人追跡 (2015)
  • 著者名/発表者名: 高田大雅，堀田一弘
  • 学会等名: 画像の認識・理解シンポジウム（MIRU2015）
  • 発表場所: 大阪
  • 年月日: 2015-07-27
• [図書] 情報機構 (2016)
  • 著者名/発表者名: 堀田一弘、他多数
  • 総ページ数: 296
  • 出版者: 人工知能・機械学習・ディープラーニング関連技術とその活用
• [図書] 産業利用を考える人のための 人工知能・機械学習・ ディープラーニング関連技術とその活用 (2016)
  • 著者名/発表者名: 市瀬 龍太郎、長橋 賢吾、山下 隆義、石井 一夫、池田 拓史、堀田 一弘、藤田 雄介、高村 大也、大森 隆司、高村 淳、中田 豊久、神田 泰行、東 博暢、広口 正之、神田 武、野辺 継男、堂前 幸康、川西 亮輔、児島 諒、白土 浩司、原口 林太郎、荒牧 英治、若宮 翔子、吉田 博、新屋 ひかり、真砂 啓、清家 聖嘉、福島 鉄也、佐藤 和則、他
  • 総ページ数: 250
  • 出版者: 情報機構