研究課題/領域番号 |
15K00297
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知能情報学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
高木 理 群馬大学, 社会情報学部, 准教授 (30388011)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 頻度 / 時相論理 / 医療データ / 時系列データ / ケース・ファインディング / 様相論理 / 検索システム / ナースコール / 論理 / 医療データベース / データ分析 / 院内ネットワーク / 時系列分析 / クリプキ意味論 / 線形時相論理 / t検定 |
研究成果の概要 |
本研究では,手術や薬剤投与のようなイベントあるいは事象の発生頻度の変化を表現可能な形式言語と,事象に関する時系列データに対して,そのデータが上記の形式言語によって表現される事象発生頻度の変化パターンを満たしているかどうかを判断可能な意味論によって構成される時相論理体系(以下,頻度論理)を構築した.さらに,頻度論理をベースとして,特定の事象に関する時系列データに対して,定められた事象発生頻度パターンを満たす箇所を網羅的に検索するシステムを構築した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
頻度論理は,従来の時相論理では表現することが困難な,事象発生頻度の変化に関する命題を自然かつ比較的簡潔に表現することを可能にしている.また,特定の業務に関する履歴データ等の時系列データから,問題となりそうな事象の発生頻度パターンを満たす箇所を網羅的に洗い出すことによって,業務上の潜在的なリスクを洗い出し,業務上の安全性や効率性の改善を促進する働きを持っている.
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