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コミュニケーション中の表情フィードバック操作による感情誘導

研究課題

研究課題/領域番号 15K00383
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 感性情報学
研究機関早稲田大学

研究代表者

仁科 繁明  早稲田大学, 理工学術院, 客員教授 (60395126)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワード表情変調 / コミュニケーション / コンピュータビジョン / 視線 / 表情 / 機械学習 / GAN / 表情知覚
研究成果の概要

表情フィードバック仮説に基づき、話者表情を画像的に操作することによってコミュニケーション中の感情を誘導する技術を構築、コミュニケーションにおける視覚情報と感情情報との関連を明らかにすることを目的とした。Strack et al. (1988)で実験的に示された表情フィードバック仮説について、近年複数のラボが協力して行った追試で再現できないとする結果が示され (Wagenmakers et al., 2016)、その効果に強い疑問が生じていることから、当初目的とした表情変調によるコミュニケーション誘導については実施せず、研究過程で表情変調を行うソフトウェアを開発した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

映像を介したコミュニケーションでは感覚情報の欠落が避けられない一方で、情報処理の介入が容易になるというメリットがある。自身の表情とコミュニケーション相手の表情の両方が影響するコミュニケーションの状況で、視覚情報と感情情報はなんらかの形で相互作用することが予想される。本研究では基づいた仮説の信憑性に疑問が生じている状況からコミュニケーション誘導については実施しなかったが、近年の画像処理技術の進歩によって、非常に自由度の高い、自然な表情操作が可能になってきており、今後の実験的コミュニケーション研究の重要ななツールとなると思われる。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2016

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 身体性錯覚下での他者運動の知覚2016

    • 著者名/発表者名
      エドワード・ホアン, 仁科繁明
    • 学会等名
      映像情報メディア学会研究会
    • 発表場所
      愛知淑徳大学
    • 年月日
      2016-11-05
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-07-01  

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