研究課題/領域番号 |
15K00521
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
小谷 亜由美 名古屋大学, 生命農学研究科, 助教 (80447242)
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研究分担者 |
太田 岳史 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (20152142)
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研究協力者 |
マキシモフ トロフィム
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 大気陸面相互作用 / 地表面熱収支 / 大気境界層 / 凍土季節融解 / 北方林 / シベリア / 植物フェノロジー / 大気植生相互作用 / フェノロジー / 凍土 |
研究成果の概要 |
東シベリア北方林地域での森林‐大気間の相互作用について,最近20年間の地上観測データと大気プロファイルデータ用いて地表面熱収支と大気境界層の諸量の季節変化および年々変動を明らかにした.とくに春季と秋季の季節推移に関して,植物フェノロジーと永久凍土表層の凍結融解の季節進行に着目し,20年間の変化傾向と2000 年代の活動層湿潤化の影響を考察した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
森林構成や環境条件などによって様々な応答をする森林生態系の水・炭素循環プロセスの時空間変動の特性を明らかにすることは,陸域生態系の炭素循環,水循環の科学的解明に不可欠である.本研究成果に基づき,気候変動の影響が顕在化しさらに将来予測の不確実性の大きい東シベリアおける凍土の季節融解過程と植物フェノロジーを関連付けた季節推移の陸面モデリングの改良に寄与する情報を提供することを目指す.
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