研究課題/領域番号 |
15K00547
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 岡山理科大学 |
研究代表者 |
豊田 新 岡山理科大学, 理学部, 教授 (40207650)
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研究分担者 |
大瀧 慈 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 名誉教授 (20110463)
星 正治 広島大学, 平和科学研究センター, 名誉教授 (50099090)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 線量計測 / 乳歯 / ESR / 電子スピン共鳴 / 被曝 / EPR / 歯 / EPR / 放射線事故 |
研究成果の概要 |
人の歯のエナメルを用いて電子スピン共鳴(ESR)によって被曝線量を計測する方法において、乳歯を用いて100mGy以下の低い線量を求められるようにすることを目的とした。機械的手法と化学的手法を組み合わせることによって、測定に使用するエナメルを乳歯から適切に抽出できた。観測されたESR信号は永久歯と性質が多少異なるものの、永久歯とほぼ同様のプロトコルを用いて乳歯の線量計測を行うことができることがわかった。信号の感度の平均は永久歯とほぼ同様であるが、感度の個体差、したがってばらつきが永久歯よりも大きいことから、得られる線量の誤差は25%程度と大きくなる。
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