研究課題/領域番号 |
15K00818
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
小橋 基 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 准教授 (80161967)
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研究分担者 |
島谷 祐一 東京都市大学, 工学部, 准教授 (20154263)
美藤 純弘 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (20240872)
松尾 龍二 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (30157268)
藤田 雅子 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助手 (40156881)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | GLP-1 / 嚥下 / 延髄 / 上喉頭神経 / ラット / 最後野 / 孤束核 / インクレチン / exendin |
研究成果の概要 |
食事によって分泌され食欲を抑える作用をもつグルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)が、嚥下能をどのように調節するかについて麻酔下ラットを用いて検討した。本課題の研究によりGLP-1は嚥下反射の誘発を抑制的に調節することが明らかとなった。その作用部位は延髄の嚥下を起動する神経群が存在する部位よりも内側の孤束核であった。空腹により摂食中枢から分泌され摂食を促進するオキシンAをGLP-1投与に先立って投与しておくと、GLP-1の嚥下抑制作用は見られなくなった。これらから摂食に関連した物質は、嚥下を抑制的に調節しながら安定した嚥下の発現に寄与していることが示された。
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