研究課題/領域番号 |
15K00885
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 大東文化大学 |
研究代表者 |
蕪木 智子 大東文化大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (40339479)
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研究協力者 |
大塚 裕子 大東文化大学, スポーツ・健康科学部, 実験助手
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 低糖質食 / 非肥満状態 / 中鎖脂肪酸 / 脂肪細胞 / 腎臓 / 最終糖化産物 / 糖化最終産物 / ケトン体 / 腎機能 / 内臓脂肪 / 脂肪 / 糖転移酵素 |
研究成果の概要 |
本研究は、非肥満状態における低糖質食(LC)および中鎖脂肪酸を含むLC食(MCT-LC)の摂取が及ぼす影響を、実験モデルマウスを用いて検討した。LC食は、体重および血糖値に影響を与えず、腎糸球体の肥大と細動脈の硝子化を伴う腎重量の増加を示した。MCT-LC食では、副睾丸周囲脂肪重量の抑制および脂肪細胞面積の肥大抑制効果が認められた。また、腎臓ではケトン体より生成されるAGEsのNε-(carboxyethyl)lysineが、MCT-LC食で有意に低下した。非肥満状態におけるLC食は、肥満抑制はなく、脂質代謝低下や腎臓への負担増大などで生活習慣病を誘発リスクが高まることが示された。
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