研究課題/領域番号 |
15K00960
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 宮城教育大学 |
研究代表者 |
岡 正明 宮城教育大学, 教育学部, 理事・副学長 (50292355)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 植物学習 / ICT教材 / 拡張現実感 / プロジェクションマッピング / 3Dプリンタ / シミュレーションソフトウエア / ICT / ICT活用 / インタラクティブパフォーマンス |
研究成果の概要 |
植物学習における「植物に操作を与えてから結果を得るまでに長時間を要す」課題を解決するために、AR(拡張現実感)、プロジェクションマッピング、シミュレーションソフトウエア、精密な3DCG作成などの最新ICT技術、およびスマートグラス、3Dプリンタ、モーションキャプチャなどのICT機器を活用したICT教材を作成した。1)ARとプロジェクションマッピングを組み合わせた花壇設計手法、2)スマートグラスを使用して植物への操作を体験できるAR教材、3)圃場での個体間距離と光利用効率の関係を体験的に学べるAR教材とシミュレーションソフトウエア、が代表的な成果である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
開発した多数のICT教材は新規性が高く、「植物成長に長時間を要する」「栽培の試行錯誤ができない」「植物栽培上の操作の有効性が把握しにくい」などの植物学習の課題を解決する上で非常に有効であり、2020年からの新しい学習指導要領の趣旨に適合した授業にも活用できる。本研究で用いた透過型スマートグラス、プロジェクションマッピングのための高輝度プロジェクター、3Dプリンタ、モーションキャプチャ装置などは、急速に普及しているタブレット端末と同様、近い将来、多くの教育現場に配置されると思われる。本研究の成果は、Society5.0時代の植物学習を支えるツールになると考えている。
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