研究課題/領域番号 |
15K00981
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 鳴門教育大学 |
研究代表者 |
宮下 晃一 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (90192765)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 3Dプリンタ / 中学校 / 技術 / ものづくり / 教育 / CAD / 授業実践 / 3D-CAD |
研究成果の概要 |
生徒はCAD操作について短時間の説明によって基本操作を習得し,独自の作品設計に取り組めることが分かった。さらに自分の作品がコンピューター制御で自動加工されることに生徒は大変興味を持った。 3Dプリンタを用いた授業を実施するために,多くの生徒作品を短時間に出力する工夫,学校特有のパソコン管理に適した3D-CADの導入,3D-CADや3Dプリンタに関する教員のスキル向上などが必要であることが明らかになった。しかし,3Dプリンタが出力に長時間を要する欠点を,複数の3Dプリンタ配置によって解決しようとすると故障対応やメンテナンス等で教員の負担が避けられないことを考慮するとやや難しいとの結論に至った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現代社会におけるものづくりと,技術科で学習するものづくりの間に大きな隔たりがあり,そのことが,生徒がものづくりへ関心を持ちにくい一因になっていると思われる。そこで本研究は,中学校技術科におけるものづくりの高度化・情報化を推進するために,中学校における3D-CADや3Dプリンターの活用方法や教育手法を開発し,教育的な価値を検証するものである。単にものを作る経験ではなく,高度な創造力を育成するための教育に資するものである。
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