研究課題/領域番号 |
15K01029
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 独立行政法人大学入試センター (2016-2018) 長崎大学 (2015) |
研究代表者 |
山地 弘起 独立行政法人大学入試センター, 研究開発部, 教授 (10220360)
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研究分担者 |
三隅 友子 徳島大学, 国際センター, 教授 (20325244)
田中 東子 大妻女子大学, 文学部, 准教授 (40339619)
谷 美奈 帝塚山大学, 全学教育開発センター, 准教授 (60582129)
保崎 則雄 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (70221562)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 大学生 / 対人関係文化 / コミュニケーション教育 / 社会情動的学習 / 批判的教育 |
研究成果の概要 |
本研究では、学生による日常のコミュニケーション習慣の自覚化と相互吟味を促進し、新たな知識や技能を自らのコミュニケーション行為のもとで活用・構築する授業の開発を行った。まず、身体・言語・メディア・異文化間の各コミュニケーション領域における実践研究を進めた後、全体に通じる授業設計の指針として、ある種の非日常との境界面で深い関わりと相互のサポートが生じる場を工夫し、それぞれの学生に何らかの対人葛藤を経た上での協働達成の経験がなされることが重要であると示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は大学でのコミュニケーション教育の一方法を提案するものであるが、通常行われている規範的なコミュニケーション技能の訓練ではなく、学生が日常の対人関係のあり方を自覚化しつつ、自他ともにケアできるような自己表現と対人調整をめざす体験学習の場の提案である。こうした批判的・創造的なコミュニケーション様式を探る教育機会は、日本でも欧米でも十分に開発されていないため、新たな実践指針としての意義を有する。
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