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身体的な活動の教育効果の評価とそれを用いた授業設計支援とアセスメント支援環境

研究課題

研究課題/領域番号 15K01040
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 教育工学
研究機関創価大学

研究代表者

望月 雅光  創価大学, 経営学部, 教授 (70284601)

研究分担者 松尾 美香  岡山理科大学, 工学部, 講師 (30521067)
山下 由美子  東京福祉大学, 国際交流センター, 特任講師 (90635294)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードアクティブ・ラーニング / 野外活動 / 冒険教育 / アセスメント / 協同教育 / 大学への適応 / 身体性 / 学修成果の可視化 / 教授法開発 / 教育効果の測定 / 自然体験活動
研究成果の概要

3年間の事前・事後の調査と追跡調査により、身体的活動や自然体験が、学生に巧まずして協同性を育むことを示唆できた。シーカヤックを使った取組では、流れの速い場所において、仲間との動作が自然にシンクロし、励まし合ったりする様子が観察できた。プロジェクトアドベンチャーでは、約10mの高さで行う取組において、互いの協力がないと乗り越えられない状況が、協同性を育んでいた。また、個々の取組において目標設定と振り返りを行わせることで、学生を深い学びに導いていることもわかった。
追跡調査においても、協力しあった仲間(異なる学部の場合もあり)との関係性が継続していること、教育効果が継続していることを確認できた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

高等教育、及び初等中等教育においてアクティブ・ラーニングの導入が推進されている。しかしながら、それに適応できない学生も存在しており、場合によっては発達障害を顕在化させることもある。
本研究により、身体活動を伴うアクティブ・ラーニングについては、仲間への信頼感醸成や協調的課題解決への態度形成に効果が期待できることから、このような取組を活用することで、アクティブ・ラーニングの導入を容易にすることが期待できる。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (19件)

すべて 2018 2017 2016 2015

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (15件) (うち招待講演 1件)

  • [雑誌論文] カヤックを使った自然体験活動を取り入れたアクティブ・ラーニング2016

    • 著者名/発表者名
      松尾美香、望月雅光
    • 雑誌名

      京都大学高等教育研究

      巻: 22 ページ: 87-90

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 大学における自然体験学習のねらいとその教育効果に関する研究2016

    • 著者名/発表者名
      松尾美香、西村次郎、山﨑めぐみ、望月雅光
    • 雑誌名

      岡山理科大学紀要

      巻: 52B ページ: 49-59

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
    • 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 学生向けストレス認識尺度の作成2016

    • 著者名/発表者名
      松尾 美香, 山﨑 めぐみ, 望月 雅光, 関田 一彦
    • 雑誌名

      創価大学教育学論集

      巻: 67 ページ: 133-141

    • NAID

      120005820061

    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書
    • 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 大学における身体的な活動を通じた深い学び―ワークシートの 開発と授業設計―2015

    • 著者名/発表者名
      松尾美香
    • 雑誌名

      岡山理科大学紀要

      巻: 51号B ページ: 13-23

    • NAID

      120005833035

    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書
    • 謝辞記載あり
  • [学会発表] カヤックを使った自然体験活動を伴う授業の教育効果 -3年間の調査結果のまとめ-2018

    • 著者名/発表者名
      松尾美香・望月雅光
    • 学会等名
      大学教育学会第40回大会 筑波大学
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] プロジェクトアドベンチャーを活用した新入生オリエンテーションの大学生活への影響2018

    • 著者名/発表者名
      松尾美香・望月雅光
    • 学会等名
      日本協同教育学会第15回大会 梅花女子大学
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 学習ポートフォリオの分析による授業改善の検証―カヤックを活用した自然体験を伴う授業の改善―2018

    • 著者名/発表者名
      松尾美香・望月雅光
    • 学会等名
      第25回大学教育研究フォーラム 京都大学
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] プロジェクト・アドベンチャーを活用した新入生オリエンテーションの効果測定2018

    • 著者名/発表者名
      松尾美香、望月雅光、松下尚史
    • 学会等名
      第24回大学教育研究フォーラム
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] プロジェクトアドベンチャーを初年次教育に導入するための試行2017

    • 著者名/発表者名
      松下尚史、松尾美香、望月雅光
    • 学会等名
      第23回大学教育研究フォーラム
    • 発表場所
      京都大学
    • 年月日
      2017-03-19
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 自然体験や野外活動を伴った授業の教育効果2017

    • 著者名/発表者名
      松尾美香、望月雅光、松下尚史
    • 学会等名
      第23回大学教育研究フォーラム
    • 発表場所
      京都大学
    • 年月日
      2017-03-19
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 分野連携による体育科目の新しい役割-キャリア形成支援の観点から-2017

    • 著者名/発表者名
      西村次郎、松尾美香、望月雅光
    • 学会等名
      第5回大学体育研究フォーラム平成28年度九州地区大学体育連合春季研修会
    • 発表場所
      沖縄県青年会館
    • 年月日
      2017-03-14
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 協同性を育む新入生オリエンテーションの実践についてープロジェクトアドベンチャーを活用してー2017

    • 著者名/発表者名
      松尾美香、望月雅光
    • 学会等名
      日本協同教育学会第14回大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 理数科目における反転授業の実践2017

    • 著者名/発表者名
      望月雅光
    • 学会等名
      九州工業大学 教育実践報告会(戸畑)
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 巧まずして育む協同-シーカヤックを使った授業実践-2016

    • 著者名/発表者名
      松尾美香、望月雅光
    • 学会等名
      日本協同教育学会第13回大会
    • 発表場所
      三重大学
    • 年月日
      2016-11-04
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 複数の領域が連携したキャリア教育とレジリエンスの涵養2016

    • 著者名/発表者名
      松尾美香、望月雅光、松下尚史、西村次郎
    • 学会等名
      日本キャリア教育学会第38回研究大会
    • 発表場所
      札幌大谷大学
    • 年月日
      2016-10-15
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 教職履修者のアクティブ・ラーニングへの適応状況について2016

    • 著者名/発表者名
      松尾美香
    • 学会等名
      日本教師教育学会第26回研究大会
    • 発表場所
      帝京大学八王子キャンパス
    • 年月日
      2016-09-17
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] アクティブ・ラーニングを活用した高大連携による入学前教育2016

    • 著者名/発表者名
      松尾美香、望月雅光
    • 学会等名
      大学教育学会第38回大会
    • 発表場所
      立命館大学大阪いばらきキャンパス
    • 年月日
      2016-06-11
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 大学における身体的活動の教育効果について2016

    • 著者名/発表者名
      西村次郎, 松尾美香, 望月雅光
    • 学会等名
      第22回大学教育研究フォーラム
    • 発表場所
      京都大学
    • 年月日
      2016-03-17
    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書
  • [学会発表] カヤックを使った自然体験活動による社会人基礎力の育成2016

    • 著者名/発表者名
      松尾美香, 西村次郎, 望月雅光
    • 学会等名
      第22回大学教育研究フォーラム
    • 発表場所
      京都大学
    • 年月日
      2016-03-17
    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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