研究課題/領域番号 |
15K01396
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 国際医療福祉大学 (2017) 東京慈恵会医科大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
角田 亘 国際医療福祉大学, 医学部, 主任教授 (00453788)
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研究分担者 |
安保 雅博 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (00266587)
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研究協力者 |
佐藤 慎
佐野 充広
澤村 祥子
北原 崇真
喜古 梨沙
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 経頭蓋磁気刺激 / 脊髄損傷 / リハビリテーション / 運動障害 / 四肢麻痺 / 歩行障害 / 対麻痺 / neuromodulation |
研究成果の概要 |
我々は、複数の不全脊髄損傷患者に対して、rTMSと集中的歩行訓練の併用療法を行った。これらのうちの一例では、この併用療法が継続的に施行され、運動機能の改善ももたらされた。この患者に対しては、15分間の高頻度rTMSが毎日2セッションずつ施行された。同時に、集中的な歩行訓練も連日で行われた(およそ3週間のうちにrTMSが30セッション行われた)。結果として、有害事象の発生はなかった。この併用療法によって、いくつかの運動スコアや膝筋力に改善が認められた。今後にさらなる検討が必要であるが、我々が考案したrTMSを含む治療プロトコールは、不全脊髄損傷の新しい治療法になる可能性がある。
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