研究課題/領域番号 |
15K01420
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
後藤 葉子 札幌医科大学, 保健医療学部, 准教授 (70351202)
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研究分担者 |
上月 正博 東北大学, 医学系研究科, 教授 (70234698)
海老原 覚 東邦大学, 医学部, 教授 (90323013)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 呼吸器疾患患者 / 日常生活活動(ADL) / リハビリテーション / 日常生活活動 / 在宅呼吸器疾患患者 / 呼吸器疾患 / ADL / ADL |
研究成果の概要 |
呼吸器疾患患者は息切れにより日常生活活動(ADL)が低下している。在宅呼吸器疾患患者151例に対し、P-ADL (Ver.2)評価、直接インタビュー、健康関連QOL評価を実施した。また、長時間継続的に動脈血酸素飽和度(SpO2)の測定を10症例に実施した。階段や屋外歩行でADLの低下が顕著であり、自覚症状がなくても低酸素状態を呈していることが分かった。 最後に、本研究のインタビューを通して患者向けの療養生活を送る上で役立つ生活リハビリテーションのアドバイスを掲載した冊子を作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでの呼吸器疾患患者の日常生活活動(ADL)に関する研究では慢性閉閉塞性肺疾患(COPD)に関するものが多かった。本研究は間質性肺炎(IP)症例中心に我々が開発した「患者記入用P-ADL (Ver.2)」評価に加え、直接インタビューによる生活環境を含めたより詳細なADL状況を把握することができた。また、長時間継続的に動脈血酸素飽和度(SpO2)を測定することで、自覚症状がない場合にも低酸素を呈していることを直接患者にフードバックし、対処法の指導を行った。 最後に、本研究の結果をもとに、間質性肺炎患者向けの療養生活を送る上で役立つ生活リハビリテーションのアドバイスを掲載した冊子を作成した。
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