研究課題/領域番号 |
15K01432
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
|
研究機関 | 東京家政大学 (2018) 杏林大学 (2015-2017) |
研究代表者 |
下田 信明 東京家政大学, 健康科学部, 教授 (00275786)
|
研究分担者 |
望月 秀樹 杏林大学, 保健学部, 教授 (20612576)
武田 湖太郎 藤田医科大学, 保健学研究科, 准教授 (50618733)
|
研究協力者 |
澁井 実
長島 泉
原田 祐輔
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 手の心的回転課題 / 課題遂行方略 / 運動イメージ / 男女差 / 脳卒中 / 統合失調症 / mental rotation / motor imagery / 加齢変化 / 脳卒中片麻痺患者 / 統合失調症患者 |
研究成果の概要 |
本研究では,健常高齢者,健常若年男性・女性,脳卒中患者,統合失調症患者を対象として手の心的回転課題を行い,その課題遂行方略を応答時間から検討した.その結果,健常高齢者は課題遂行能力によって課題遂行方略が異なること,男性と女性とで主たる課題遂行方略が異なること,脳卒中患者,統合失調症患者ともに課題遂行方略として運動イメ-ジ方略を用いていることが明らかになった.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
手の心的回転課題は,参加者の運動イメージを潜在的に誘発させるとされており,脳卒中患者や慢性疼痛患者へのリハビリテーションに応用され始めている.しかし,その課題遂行方略における高齢者の特徴,性差,脳卒中患者・統合失調症患者の特徴については十分に明らかにされていなかった.本研究における研究成果は,今後,脳卒中患者や統合失調症患者に対し,運動イメ-ジ訓練として手の心的回転課題を応用する際の基礎的知見となり得る.
|