研究課題/領域番号 |
15K01488
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
山脇 伸行 近畿大学, 生物理工学部, 准教授 (40278734)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 脳波 / 意思伝達装置 / 閉眼 / 運動イメージ / BMI / P300 / 事象関連電位 |
研究成果の概要 |
手足や声を使わず、考えるだけで「はい」または「いいえ」を伝える意思伝達装置を作製し、その性能を評価した。その結果、意思伝達に要する時間は約12秒、4名の平均正答率は87%となった。本装置は、手や腕の動作の想像時に現れる脳波の変化を使用しているため、視覚情報を必要とせず、閉眼状態で使用可能となっている。閉眼状態で使用可能な意思伝達装置は少ないため、筋萎縮性側索硬化症等の方々のための意思伝達手段の選択肢を増やすことが期待できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、これまで視覚情報を併用するブレイン・コンピュータ・インタフェースの分野で使用されていた「手や腕の動作の想像時に現れる脳波の変化」を閉眼状態における意思伝達に応用した。閉眼状態で使用可能な意思伝達装置は少ないため、筋萎縮性側索硬化症等の方々のための意思伝達手段の選択肢を増やすことが期待できる。
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