研究課題/領域番号 |
15K01518
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
橋爪 和夫 富山大学, 学術研究部教育学系, 教授 (80189472)
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研究分担者 |
山地 啓司 立正大学, 法学部, 教授 (50012571)
澤 聡美 富山大学, 学術研究部教育学系, 講師 (80369488)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 身体教育学 / 体育科教育学 / 体力・運動能力 / 運動有能感 / 逆上がり / 生活健康調査 / モンゴル国児童 / 体力平均値 / カリキュラムマネージメント / 体育授業クラス編成 / 中学年 / 体育科教育 / 体力 / 生活健康 / 縦断的解析 / 生きる力 / 体育学習支援 / 縦断的解析生 / 自信 / モンゴル国 / 身体教育 / 運動技能 |
研究成果の概要 |
体力が4年間平均値以下の継続児童は22%であり、11%の児童が体力と運動有能感の両方が平均値以下の継続性を示した。6年生で逆上がりができている児童は50%であった。逆上がりが練習してもできないと回答した児童の運動有能感は、できている児童や練習すればできると思う児童よりも有意に低かった。 逆上がりが努力してもできないと継続的に思う児童は、運動技術の定着は難しいながらも、運動に誘う事ができる意味において、運動学習支援者が必要であることが示唆された.小学校以外の生活の場での運動技術の定着の必要性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果の学術的意義と社会的意義は以下のとおりである.1.小学校児童における6年間の体力と運動有能感,生活健康調査,逆上がり調査の縦断的研究ができたこと.2.対照者としてモンゴル国児童を調査したことにより日本の児童の身体に関わる国際比較ができたこと.3.児童の体力と運動有能感や生活健康項目との関連性が児童の学年進行とともに解明できたこと.4.体力や運動有能感が継続して低い児童には運動を誘発する指導者が必要であることの科学的根拠が示せたこと.
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