研究課題/領域番号 |
15K01614
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 森ノ宮医療大学 (2018) 兵庫県立福祉のまちづくり研究所 (2015-2017) |
研究代表者 |
原 良昭 森ノ宮医療大学, 保健医療学部, 准教授 (00426545)
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研究分担者 |
中村 俊哉 兵庫県立福祉のまちづくり研究所, その他部局等, 技師 (20426547)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ハンドバイク / ハンドサイクル / パワー / トルク / 角速度 / 漕ぎ方 / フォーム / 障害者スポーツ / 車椅子 |
研究成果の概要 |
本研究では、ハンドバイクを漕ぐときに生じるトルクやパワー、クランクの角速度などの計測装置を備えたハンドバイクを製作した。製作したハンドバイクを用いた計測により、バックサポートの背角度といったハンドバイクのセッティングを変更すると、クランクに生じる角速度が変化することが示された。この結果から、クランクの角速度を計測することでハンドバイクのセッティングを評価できることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ハンドバイクの競技力向上には、競技者の身体的機能の向上だけでなく、ハンドバイクの適正なセッティングやハンドバイクを漕ぐ技術の向上が不可欠であり、セッティングや漕ぐ技術を定量的に示す指標が求められている。本研究で製作した計測用ハンドバイクを用いることにより、競技者はハンドバイクを漕ぐときに生じるトルクやパワー、クランクの角速度などを知ることが可能となった。また、角速度からハンドバイクのセッティングや漕ぐ技術を定量的に評価できることが示唆された。このように本研究は、ハンドバイク競技者の競技力向上を科学的根拠に基づいて支援する研究であり、意義深いものである。
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