研究課題/領域番号 |
15K01660
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 高知工科大学 |
研究代表者 |
芝田 京子 高知工科大学, システム工学群, 准教授 (00307117)
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研究分担者 |
佐藤 公信 国立研究開発法人情報通信研究機構, ナショナルサイバートレーニングセンターサイバートレーニング研究室, 主任研究員 (90461384)
武政 龍一 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 准教授 (20294837)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 脊柱姿勢 / 腰椎椎間板負荷 / ウェアラブルセンシング / 慣性センサ / Webサーバ / 姿勢 / サポートシステム / モーメント / 姿勢再現 / 腰椎系 / 椎間板負荷 / 曲げセンサ / 3次関数近似 |
研究成果の概要 |
本研究では、習慣的なわるい姿勢による腰痛を予防するため、日常生活で脊柱姿勢を測定し姿勢の良否を判断することで、正しい姿勢を自身で憶え自らの意思で維持できるサポートシステムを提供する。 姿勢良否の指標である腰椎椎間板負荷の推定法を最適化し、多様な姿勢に対応できる信号処理アルゴリズムを確立した。さらに慣性センサを用いて脊柱姿勢と椎間板負荷を同時に推定する高精度なセンシングシステムを開発しウェアラブル化に成功した。またスマートフォンを介してWebサーバへ姿勢データを送受信可能な仕組みを追加し、中長期的な姿勢データの蓄積が可能となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本課題は、わるい姿勢によって引き起こされる痛みや疾患を、医療専門家を介することなく普段の生活をしながら自主的に予防し、効果を確認しながら手軽に姿勢改善に取り組める全く新しい提案である。ユーザがシステムと協調して積極的に自分自身の健康を維持、向上する効果的なセルフヘルスケアを工学の技術を駆使して実現する。 また、姿勢データを生活習慣とリンクさせ姿勢が改善していく経過データが可視化されるなど、生活習慣病のような中長期的観察の必要な疾患の予防医学への発展も考えられ、医療費削減にもつながる。
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