研究課題/領域番号 |
15K01721
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
後藤 孔郎 大分大学, 医学部, 助教 (10457624)
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研究分担者 |
正木 孝幸 大分大学, 医学部, 講師 (00423715)
植田 聡 大分大学, 医学部, 助教 (00624511)
柴田 洋孝 大分大学, 医学部, 教授 (20245484)
加隈 哲也 大分大学, 保健管理センター, 准教授 (80343359)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 肥満 / GLP-1 / BDNF / アルツハイマー型認知症 / 脾臓 / IL-10 / 小腸 / 脳内BDNF / 炎症 |
研究成果の概要 |
肥満および2型糖尿病患者では、下部小腸からのGLP-1分泌能もしくは血中GLP-1濃度が低下していることが報告されているものの、そのメカニズムに関しては不明な部分が多い。本研究から、肥満糖尿病は小腸での炎症性変化の亢進によるGLP-1分泌低下をおこし、さらにGLP-1分泌低下による脳内BDNF発現の低下が認知症の発症と関連している可能性が推測された。本研究の成果は、糖尿病治療薬として有用であるDPP-4阻害薬もしくはGLP-1製剤が、脳内BDNF発現を活性化させることによって認知症の進行もしくは発症予防に威力を発揮し、今後の認知症の治療戦略に重要かつとても意義のあるものと考える。
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