研究課題/領域番号 |
15K01754
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
上田 裕美 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (80302636)
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研究分担者 |
小崎 恭弘 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (20530728)
池谷 航介 岡山大学, 全学教育・学生支援機構, 講師 (60740321)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 児童虐待 / 児童養護施設 / 就学支援 / 子ども虐待 |
研究成果の概要 |
本研究は、児童養護施設における就学支援(学習と進路の支援)、とりわけ、児童養護施設に入所中の段階で、義務教育修了後に焦点をあてた就学支援に必要な支援内容は何かを明らかにすることを目指した。そのために、児童養護施設関係者への聞き取り調査と全国の児童養護施設を対象にした質問紙調査(回答者は施設職員)を実施した。その結果、児童養護施設では一定の学習支援が行われているが、経済的な面で進路選択に制約があること、児童の抱える課題の難しさ、退所後を支える資源の不足、などが支援上の困難として職員に強く認知された。大学等への進学のための支援では、経済的支援のニーズが突出して多く認知された。
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