研究課題/領域番号 |
15K01940
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
観光学
|
研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
小宮 正安 横浜国立大学, 大学院都市イノベーション研究院, 教授 (80396548)
|
研究協力者 |
ビーバ オットー ウィーン楽友協会, 資料館, 館長
フックス イングリート ウィーン楽友協会, 資料館, 副館長
ヴィルヘルム ヨハネス ウィーン大学, 講師
ヒンク ウェルナー ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団, 元コンサートマスター
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 文化史 / 観光学 / オーストリア史 / 中欧史 / 地域研究 / 近現代社会史 / ツーリズム / ハプスブルク家 / 共和制オーストリア / 日墺交流 / オーストリア / 西洋史 / 社会史 |
研究成果の概要 |
本研究は、文化史の視点から、オーストリアにおけるハプスブルク家の遺産やそこから敷衍されるイメージの観光資源としての活用法に焦点を当てたものである。とりわけ第一次世界大戦で巨大な領土を喪失したオーストリでは、第一次・第二次産業の縮小が余儀なくされる一方、観光事業が国家経済の重要な柱として位置づけられた結果、帝政から共和制へという政変の中にありながらも、ハプスブルク家の遺産が早い時期から観光資源として活用された。これらの事由を背景に、観光の分野における「ハプスブルク家」という名前の持つイメージ、つまり「ハプスブルク・イメージ」と、オーストリアが観光立国として歩んでいった過程を詳らかにした。
|