研究課題/領域番号 |
15K01962
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
観光学
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研究機関 | 獨協大学 |
研究代表者 |
須永 和博 獨協大学, 外国語学部, 准教授 (70550002)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 観光人類学 / 観光社会学 / タイ地域研究 / タイ / コミュニティ・ベースド・ツーリズム / 地域研究 / 経済人類学 / コミュニティ・ベース・ツーリズム |
研究成果の概要 |
本研究では、タイの農山漁村において、地元NGOと協働で行われているコミュニティ・べースド・ツーリズム(CBT)の諸相について人類学的視点から明らかにした。具体的には、北部の山地民カレンの集落において、および南部離島の漁村コミュニティにおいてそれぞれ民族誌的調査を実施し、CBTに関わる人々がCBTを単に経済活動として捉えるのではなく、自文化を外部に向かって発信する手段や、コミュニティ意識を高める媒体として捉えているなど、CBTの多義的な意味を明らかにすることができた。さらに本研究では、こうした観光実践を「半市場経済」と位置づけ、その社会的意義や可能性についても考察を行なった。
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