研究課題/領域番号 |
15K02055
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
宗教学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
冨澤 かな 東京大学, 附属図書館, 特任准教授 (80503862)
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研究分担者 |
豊山 亜希 近畿大学, 国際学部, 講師 (40511671)
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研究協力者 |
間 永次郎 東京大学, 大学院・総合文化研究科
平野 久仁子 上智大学, アジア文化研究所, 客員所員
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 宗教概念 / 近代インド / 植民地 / セキュラリズム / スピリチュアリティ / ネオ・ヴェーダーンタ / M. K. ガーンディー / タイル / 宗教表現 / ヴィヴェーカーナンダ / ガーンディー / 近代墓地 / インド近代美術 / ヨーガ |
研究成果の概要 |
「近代的宗教概念」の西洋近代的なバイアスは様々に批判されてきたが、本研究では、近代インドの、ネオ・ヴェーダーンタからM. K. ガーンディーらの言説と、タイル・絵画・英人墓地の墓石などの形象表現を対象に、近代的宗教概念それ自体に、すでに非西洋世界側の主体性が刻まれていることを明らかにし、議論に新たな位相をひらくことを目指した。その結果、インドにおいて、宗教/世俗をめぐる言説が、必ずしも西洋の既製の概念の受入ではないかたちで主体的に展開していたこと、また新たな経済環境の元、東/西、伝統/近代の対立を超えたグローバルで新たな宗教表現が成り立ち展開していたことが確認された。
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