研究課題/領域番号 |
15K02140
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美術史
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
高橋 健一 和歌山大学, 教育学部, 准教授 (70372670)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | アルカディア / バロック / ボローニャ / ムラトーリ / リッコボーニ / 望遠鏡 / 挿絵 / パルナッソス / マルテッロ / ペトラルカ主義 / マリーノ主義 / ドナート・クレーティ / 良き趣味 / マニエリスム / マンフレディ |
研究成果の概要 |
劇作家、詩人のピエル・ヤコポ・マルテッロ(ボローニャ、1665―1727年)は、美術批評でも注目すべき言説を遺した。また彼は、新しい演劇上演を模索しつつ、画家に図像プログラムを提供し、自著には豊かな挿絵を用意している。本研究は、一連の事業の考察をとおし、その眼差しの再構成を試みた。 マルテッロは文学アカデミー「アルカディア」に属した。1690年ローマ設立の同会では、ペトラルカ主義の再興による「良き趣味」の確立が目指されている。その文脈にあって、マルテッロはバロックの遺産をも尊重する中庸的態度で際立っていた。彼の活動の理解は、同時代イタリアの美術と文化に新たな光を当てると信じられる。
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