研究課題/領域番号 |
15K02269
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
|
研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
位田 将司 日本大学, 経済学部, 准教授 (80581800)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 日本近代文学 / 新カント派 / マルクス経済学 / 改造社 / 円本 / リッケルト / 超越論的主観性 / フッサール / 価値哲学 / ハインリヒ・リッケルト / イマヌエル・カント / 日本文学 / 文化 / 認識論 |
研究成果の概要 |
1920-30年代において、新カント派の価値哲学とマルクス経済学が、日本文学を商品化する際の理論的な根拠になったことを示した。これによって、日本文学の商品化の基礎には観念論的な構造が存在したことを明らかにすることができたのである。この構造の発見により、改造社の「円本」といった、文学の商品化に寄与した販売戦略の中にも見出すことができるようになった。
|