研究課題/領域番号 |
15K02332
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
藤田 緑 東北大学, 国際文化研究科, 教授 (10219024)
|
研究分担者 |
佐藤 研一 東北大学, 国際文化研究科, 名誉教授 (80170744)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 大英帝国 / 脱植民地化 / ングギ・ワ・ジオンゴ / ハーマン・チャールズ・ボスマン / マウマウ戦争 / ボーア戦争 / ングギ / ボスマン / アングロ=ボーア戦争 / チャールズ・ボスマン / 南アフリカ / マフェキング / ポール・クリューガー / ウィンストン・チャーチル |
研究成果の概要 |
本研究は、19世紀以降アフリカ大陸で展開された数多い「局地戦争」のなかでも19世紀末南アフリカで勃発した「ボーア戦争」、ならびに20世紀中葉に東アフリカ英領ケニアで土地奪還から始まり最終的には独立運動へと展開した「マウマウ戦争」に考察の焦点を定めた。その上で、それらの戦争を扱った文学作品を通して、市井の人々にもたらす戦争の惨禍──文化・伝統の破壊、アイディンティティ・クライシス等──の実態を詳らかにするものである。その際、二人の作家、戦争に直接かかわった、あるいはほぼ同時代を生きたH. C. ボスマン(南ア)とングギ・ワ・ジオンゴ(ケニア)を中心に検討を加えた。
|