研究課題/領域番号 |
15K02339
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
山本 秀行 神戸大学, 人文学研究科, 教授 (90230581)
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研究協力者 |
李 有成
王 智明
チャン キンコック
クワン ダン
チョン ピン
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | アジア系アメリカ文学 / ポスト・グローバリズム / ポスト・コロニアリズム / 惑星思考 / ディアスポラ / ポリカルチュラリズム / 多極的研究 / フランク・チン / デイヴィッド・ヘンリー・ホワン / ワイチー・デイモック / ディープ・タイム / ピン・チョン / ウィリアム・フォークナー / 領域横断性 / ハイブリディティ / トランスボーダー / トランスナショナル / ポリカルチュアリズム / アジア系アメリカ演劇 / インターレイシャル |
研究成果の概要 |
本研究は、G.C.SpivakやW.C.Dimock等が提示した「ポスト・グローバリズム」的「惑星思考」に基づき、「ディアスポラ」「ハイブリディティ」「ポリカルチュアリズム」「ポスト・コロニアリズム」という四つの新たなパースペクティヴを研究スタンスとして据え、多言語・多文化を特徴とする1990年代後半以降のアジア系アメリカ文学・演劇(Fred Ho、David Henry Hwang、Kip Fulbeck、Ping Chong、Dan Kwongなど)の研究を日本、アメリカ、台湾の研究者との連携により行い、日・米・台湾を結ぶ多極的研究体制基盤を確立した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究期間内に、申請者が事務局長(平成29年度より代表)を務める、日本におけるアジア系アメリカ文学研究の中心であるアジア系アメリカ文学研究会(AALA)を拠点として、アメリカとアジア(特に台湾)を結ぶ、アジア系アメリカ文学研究者のネットワークを構築し、アジア系アメリカ文学研究の多極的研究体制の基盤を構築した。こうした「領域横断的」アジア系アメリカ文学の研究として「ポスト・グローバリズム」的パースペクティヴの有効性を証明し、研究体制を「多極的」に転換することにより、本分野の研究を飛躍的に進展させる可能性を日本だけではなくアメリカ・アジアの研究者に対しても示すことができた。
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