研究課題/領域番号 |
15K02359
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 明星大学 |
研究代表者 |
住本 規子 明星大学, 人文学部, 教授 (10247174)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | シェイクスピア / フォリオ / 読者 / 書物 / 書き込み / マテリアル・テクスト研究 / 受容史 / 初期近代 / マージナリア / 本 |
研究成果の概要 |
現存するシェイクスピア・フォリオに残された17世紀当時の読者による書き込みを可能な限り実際に閲覧調査することで、17世紀の読書スタイルの特徴を一定の精度で明らかにしました。 その結果と照らし合わせることで、明星大学所蔵のファースト・フォリオ(MR774)に見られる1630年頃の読者の書き込みを相対化し、このユニークなコピーの書き込み者の読書スタイルの理解を深めました。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は学問的には書物史、読書史、とりわけ、初期近代のシェイクスピア受容史にとって、実証的研究としての意義が大きい。書き込みの転写資料の公開が進めば、より貴重な基礎資料を提供することになる。 社会的には、人の営みにおける文学の果たす役割とその持ち得る意味という時代を超えた普遍のテーマを、歴史的にたどることで、「今」を理解することに寄与するという意義が見いだせる。
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