研究課題/領域番号 |
15K02485
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 富山県立大学 |
研究代表者 |
垣田 邦子 富山県立大学, 工学部, 名誉教授 (10148827)
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連携研究者 |
比企 静雄 早稲田大学, 人間科学学術院, 名誉教授 (50006227)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ポーズ / 呼吸 / 嚥下 / 読み上げ発話 / 自発発話 / 吸気 / パラグラフ |
研究成果の概要 |
発話中のポーズにおける呼吸や嚥下の特徴を明らかにするために、日本語話者10名の読み上げ発話と自発発話について、音声信号および呼吸・嚥下に伴う身体運動信号を同時収録し、それぞれの信号の特徴や相互の関連を解析した。その結果、発話中の嚥下間隔はすでに報告のある黙読時の嚥下間隔に比べて短いこと、水などの嚥下では嚥下後に呼気が続くのが基本的であると報告されているが発話中の嚥下では吸気が続くのが特徴的であること、読み上げ発話では基本的に文末ポーズで嚥下が起こるが自発発話では文中ポーズでも起こること、そして、話の展開がある発話では話題の転換点で嚥下が起こる割合が大きいことなど、多くの新しい知見が得られた。
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