研究課題/領域番号 |
15K02517
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
西岡 美樹 大阪大学, 言語文化研究科, 准教授 (30452478)
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研究協力者 |
赤瀬川 史朗
尾濱 智子
Sharma Gunjan
Ashwani Kumar Srivastava
Hem Chandra Pande
Lahaussois Aimée
Désoulières Alain
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 複合動詞 / ヒンディー語 / コーパス / 日本語 / completeness / benefactive / 補助動詞 / 対照研究 / 受益 / 自然言語処理 / 否定辞 / 語彙化 / 文法化 / jaanaa「行く」 / ウェブコーパス / 共起制限 / 国際情報交換 / インド:アメリカ |
研究成果の概要 |
本研究は、現代ヒンディー語の大規模ウェブコーパスを構築し、コーパスから得られる使用頻度等の統計的指標を元に、ヒンディー語の複合動詞について、語用論の面から日本語との対照研究を行うものである。 主な成果はこれまで定説であった「複合動詞のV2('jaanaa' GOや'denaa' GIVE 等)と否定辞が基本的に共起しない」について、実際はこれらV2が否定辞と共起している事実を量的に例証したことである。さらにこの否定辞と共起しているV2の例について、日本語の補助動詞「しまう」と否定辞が共起する環境を援用しつつ、ヒンディー語のV2の共起する環境が「しまう」のそれに酷似していることを明らかにした。
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