研究課題/領域番号 |
15K02605
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英語学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
大橋 浩 九州大学, 基幹教育院, 教授 (40169040)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 意味変化 / 譲歩 / 文法化 / 主観化 / 間主観化 / 構文化 / 談話標識 / トピックシフト / コーパス / 周辺部 / 構文 / 構文変化 / 使用依拠 / 認知言語学 |
研究成果の概要 |
譲歩の意味を表す語句や構文からの意味変化について、新たな意味を拡張するプロセスやその動機づけをコーパスからの用例を分析することにより明らかにし、意味変化理論におけるその意味合いについて考察した。 事例研究として取り上げたhaving said thatとその関連構文は継起的意味から譲歩構文としての意味を定着させているが、さらにトピックシフトを合図する談話標識的用法を持つことが明らかになった。この談話的機能の発達は、譲歩節+主節という譲歩構文の特徴に動機づけがであり、また、スコープを文から談話へ拡大するという点でanywayなどの譲歩表現と軌を一にするものであることが分かった。
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