研究課題/領域番号 |
15K02623
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英語学
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研究機関 | 鶴見大学 (2016-2018) 鶴見大学短期大学部 (2015) |
研究代表者 |
小倉 美恵子 鶴見大学, 名誉教授, 名誉教授 (60074291)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 言語変化 / 言語進化 / 複雑適応体系 / 脳 / 文法化 / 同音異義語 / 多義語 / small-world network / 時制 / 相 / 名詞 / 動詞 |
研究成果の概要 |
科研費基盤研究(C)を平成17-26年度に得て、語彙拡散による英語史上の音韻、形態、統語、意味、語彙変化の研究を、複雑適応体系に内在する基本原理(淘汰、自己組織化、相転移、曖昧性と頑強性、ネットワーク)の観点から統合した。 本研究ではこれを更に進めて言語進化と脳の相互関係の観点から以下の3点について研究した: (1)文法化、特に時制と相の出現と脳の相関関係、(2)語彙体系の歴史的発達と多義語による脳のsmall-world network、(3)同音異義語に於ける曖昧性の排除と脳の機能。これらを膨大なデータと光トポグラフィーを用いた実験に基づいて明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では英語の歴史的発達と脳の機能の相関関係を探り、言語が変化すれば脳の機能も変化することが明らかとなった。実験の結果得られた日本語と英語の脳の活性化の違いは英語を第二外国語として習得する際にも多いに役立つ。
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