研究課題/領域番号 |
15K03181
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
刑事法学
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研究機関 | 桐蔭横浜大学 |
研究代表者 |
竹村 典良 桐蔭横浜大学, 法学部, 教授 (60257425)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 環境犯罪 / エコ犯罪 / プラスチックごみ / 核ゴミ地層処分 / リチウム採掘 / 気候変動 / 食糧危機 / 紛争と暴力 / 旱魃と洪水 / 資源争奪 / 人口移動 / 移民・難民 / 宇宙採掘 / 宇宙環境汚染・破壊 / リチウム / ボリビア多民族国家 / ウユニ塩湖 / 水不足 / 環境破壊 / 生態系 / 母なる大地 / より良く生きる権利 / 核ゴミ / 放射性廃棄物 / 地層処分 / 複雑性 / 不確実性 / 世代間正義 / 化学物質汚染 / 蜂群崩壊症候群 / 農薬 / 海洋環境汚染 / 海洋浮遊プラスティックごみ / 海洋生物 / 人間の健康 |
研究成果の概要 |
科学技術の発達と社会の発展は、人間に利便をもたらすばかりでなく、自然環境や生態系の破壊を生み出し、人々の生命を危殆に陥れあるいは健康に多大な被害をもたらしている。資本主義社会における至上命令である生産と消費の永続的拡大(トレッドミル)のために、環境・生態系への付加となる化学汚染物質が過剰に投入され(環境・生態系への付加)、天然資源から材料とエネルギーが抽出され(環境・生態系の搾取)、環境・生態系は破壊され続けている。現在、科学技術の利用方法および社会発展のあり方について再考し、生産と消費のあり方を根本から考え直し、環境保護と持続的発展を基盤とする生活様式を確立し維持しなければならない。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
グローバルな環境・エコ犯罪について現状を把握し、将来を予測し、その対策を考えるためには、有害因子と有害結果との間の複雑な因果関係、複雑システムとしての環境・生態系などを考慮しなければならない。第一に、単純な有害因子が線型的に有害結果を生むのではなく、複数の有害因子が非線形的に作用し複雑な関係の中で有害結果を生み出している。第二に、環境・エコ犯罪の発生メカニズムおよびその対策について、因果関係とシステムの非線形性、複雑性、偶発性を考慮して調査研究ならびに政策立案が行われなければならない。
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