研究課題
基盤研究(C)
社会や組織において望ましい情報開示はどのようなものかを明らかにするため、ベイジアンゲームのプレイヤーに対して情報提供を行う情報の送り手を考える。情報を受取ったプレイヤーは均衡に従って行動を選ぶとする。情報設計問題とは、情報の送り手の目的関数を最大にする情報構造を求める問題である。とくにベイジアンゲームが二次利得構造と正規情報構造をもつLQG (linear- quadratic Gaussian) ゲームで、送り手の目的関数が二次関数である場合の情報設計問題をLQG情報設計問題とよぶ。本研究では私的情報が外生的な場合と内生的な場合のそれぞれについてLQG情報設計問題を提起し分析した。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 4件、 招待講演 1件)
現代経済学の潮流2018(大橋弘・照山博司・原千秋・細野薫編,東洋経済新報社)所収
巻: -
Journal of Mathematical Economics
巻: 63 ページ: 139-146
10.1016/j.jmateco.2016.02.004
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Journal of Economic Theory
巻: forthcoming ページ: 507-535
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120006534700