研究課題
基盤研究(C)
モーメント不等式モデルとは、関心のあるパラメータがモーメント不等式制約によって定義されるモデルであり、近年の計量経済学において多くの関心を集めている。本研究課題においては、不等式数が標本サイズよりも大きいような場合にも有効な、識別集合内の各パラメータへの統計推測手法の確立に従事した。具体的には、まず理論解析に必要な確率論的手法を整備したあとに、これらの結果をベースにして、大規模モーメント不等式モデルに対して、最大値型の統計量に基づく統計推測手法を提案し、その理論的な妥当性を証明するとともに、数値的な妥当性を検証した。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 7件、 査読あり 9件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (25件) (うち国際学会 11件、 招待講演 22件) 備考 (2件)
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