研究課題/領域番号 |
15K03522
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
財政・公共経済
|
研究機関 | 長崎県立大学 |
研究代表者 |
奥山 忠裕 長崎県立大学, 地域創造学部, 准教授 (20422587)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 災害 / 財政支出 / 便益 / 便益計測 / 防災 |
研究成果の概要 |
財政支出を検討する場合,予算の規模と同時に支出の合理性について説明する必要がある。そのため、まず、災害に対する支出の理由を調査し,支出の判断基準と経済主体の行動に関する考察を行った。災害に対する意識調査を行ったところ、災害対策への意識が高いと同時に災害からの復興に対する関心も高いことが分かった。他方、復興に反対する意見もあり、既存の復旧事業の効果が十分ではない、これ以上税金をとられたくないなどの意見が見られた。これらの点から、便益移転関連研究を参考に選好パラメータの移転可能性について検証を行った。その結果、移転のための要件として、同程度の災害規模の経験がある地域でのみ可能との結果となった。
|